◆紙まつりの歴史◆
●はじめに
四国中央市は、四国のほぼ中央、愛媛県の東端に位置する。
東は香川県、南は徳島県・高知県に接し、北は国立公園瀬戸内海の燧灘の湾曲中央部に面しており、三県との県境を有する地に市街地が形成されている。
古くから伊予、土佐、阿波を結ぶ接点として、また、内海の船運とあいまって海陸交通の要衝となった。
江戸時代には参勤交代の土佐街道となり、また、この地へ代官所をおいて近隣48か村を幕府直轄領として支配し、政治、経済、産業、交通上重要な地位にあった。
本市の基幹産業である製紙業は、宝暦年間(1751年〜1764年)から200余年の歴史をもつといわれ、この地方の住民が藩の特別な保護もなしに、「手すきわざ」は生業として独立心と不屈の研究努力によって、家内工業から専業へ、個人企業から法人組織へと発展した。今日では全国でも有数の「紙のまち」となったのである。
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